この記事でわかること

  • 切り替えに何が必要で、どのくらいかかるか
  • お客様側でやることは何か
  • 社内で決裁を通すために要るもの

「切り替えの手続きが面倒そう」

これもよく言われます。でも実際にお願いすることは、驚くほど少ないです。

そして、法人の場合に本当のボトルネックになるのは手続きではなく、社内の決裁です。そこも含めて書きます。


お客様にお願いすること(これだけです)

① 検針票を1枚

「電気ご使用量のお知らせ」です。スマホで撮って、メールかLINEで送っていただくだけ。2分ほどで終わります。

12か月分あるとデマンドの山がどこに出ているか分かるので、より正確な試算ができます。あればお送りください。1枚でも試算はできます。

② 契約時の書類記入

内容にご納得いただけたら、申込書に記入していただきます。数分で終わります。


こちらでやること

  • 9社の中から、その会社の使い方に合うプランを探す
  • 試算を出す(通常2〜3日ほど)
  • 契約先との手続きを進める
  • 現在の契約先への解約連絡

解約の連絡も、こちらで進めます。お客様がご自分で電話する必要はありません。


不要なもの

ここは、はっきり書いておきます。

必要か
設備工事不要
キュービクルの改修不要
停電・設備の停止不要
立ち会い不要
費用(試算まで)不要

キュービクルにも、施設内の設備にも、一切手を入れません。切り替えは契約上の手続きなので、電気が止まる瞬間はありません。

(詳しくは「新電力に切り替えても停電リスクが基本的に変わらない理由」に書きました)


かかる期間

段階目安
検針票を受け取ってから試算まで通常2〜3日ほど
ご検討いただく期間お客様のペースで
申込から切替完了までおおむね1〜2か月

切替は検針日のタイミングに合わせるので、申し込んですぐ切り替わるわけではありません。次の検針日、またはその次からの適用になることが多いです。

※内容によってはもう少しお時間をいただくことがあります。


ここからが本題|社内の決裁を通すために

法人の場合、担当者の方が「良さそうだ」と思っても、それだけでは動けないことがほとんどです。

とくに社会福祉法人や医療法人は、理事会や法人本部の決裁が要ります。相見積の形式が決まっている法人もあります。

「手続きが簡単ですよ」と言われても、通す紙が作れないと動けないんです。

お出しできるもの

切替後の想定額がわかる試算書をお出しします。

  • 現状の電気代(直近12か月)
  • 切り替えた場合の想定額
  • その差額

この3つが数字で並んでいれば、稟議に添付できる形になります。「いくら下がるのか」が紙で示せることが大事なので、そこはきちんとお出しします。

決裁で聞かれやすいこと

事前に押さえておくと通りやすいポイントを挙げておきます。

「停電しやすくならないのか」
→ 送配電は北海道電力ネットワークのままなので、送配電に起因する停電のしやすさは変わりません。

「その会社は大丈夫なのか」
→ 小売事業者が撤退する可能性はゼロではありません。その場合も電気は止まらず、最終保障供給に切り替わります(料金は割高になります)。だから契約先選びが重要です。

「工事や停止は必要ないのか」
→ 不要です。

「途中でやめられるのか」
→ 契約期間と解約時の条件は、契約前に書面でご説明します。

このあたりを聞かれたときに答えられるよう、ご提案時に一通りお伝えします。


よくいただくご質問

Q. いま契約している会社に、解約の連絡は自分でするのですか

不要です。こちらで進めます。

Q. 切り替えたあと、また戻せますか

戻せます。ただし契約期間や解約時の条件によっては精算金が生じる場合があります。そこは契約前に書面でご説明します。

Q. 複数の拠点があるのですが、まとめて切り替えられますか

できます。拠点ごとに使い方が違うので、それぞれ検針票を拝見して判断します。拠点によって最適なプランが違うこともあります。

Q. 試算だけ見て、断ってもいいですか

もちろんです。お断りのご連絡すら不要です。

Q. 診断して下がらなかったら

「今のままが一番いいですよ」とお伝えします。実際、そう申し上げることもあります。


なお、私が扱っているプランには、市場価格に連動するタイプもあります。市場が落ち着いているときはよく効きますが、高騰したときは単価が上がります。値動きを読めないことそのものが負担になる会社には向きません。固定型を選ぶこともできますので、向き不向きは「市場連動プランのメリットとリスク」でお話ししています。


このあとの流れ

① 検針票を1枚、メールかLINEでお送りください(撮影1枚でOK。2分ほどで終わります)
② 通常2〜3日ほどで試算をお返しします。この時点でこちらからお電話することはありません
③ 見て検討したい場合だけ、ご連絡ください。お断りのご連絡も不要です

いただいた検針票を電力会社にお渡しするのは、お客様の同意をいただいてからです。試算は無料で、試算後のご契約は任意です(試算だけで費用が発生することはありません)。

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書いた人:株式会社fortuna(でんきの窓口)代表 池内裕亮/札幌/北海道の高圧法人を中心に、電力会社9社を比較した見直しを担当。→ 会社概要

株式会社fortuna(でんきの窓口)は、小売電気事業者9社の販売代理・媒介を行っています。ご提案の際は、契約先となる小売電気事業者名・料金プラン・契約期間・解約時の条件を書面でご説明します。

※記載の内容は2026年度時点の一般的な手順の説明です。契約内容や設備の状況により期間・条件は異なります。削減をお約束するものではありません。