この記事でわかること

  • 通信費が「ひとまとめ」になっていると見直せない理由
  • 固定電話・回線・携帯、それぞれの見どころ
  • 契約の棚卸しでよく出てくるもの

通信費は、金額としては電気ほど大きくありません。ただ、見直したことがない会社がとても多い費用です。

理由は簡単で、明細が複雑で、何に払っているのか分からないからです。電気の明細でも同じことが起きます(「電気代の見えにくい費用」)。


まず、3つに分けてください

通信費と一口に言っても、中身は別物です。

区分何に払っているか見直しの性質
固定電話回線の基本料、通話料、番号の維持使っていない回線が残りやすい
インターネット回線光回線の月額、プロバイダ料、機器レンタル契約が古いと割高なまま
携帯・スマホ端末代の分割、基本料、通話・データ、オプション台数が増えると管理が追いつかない

ひとまとめの「通信費」として見ていると、どこが高いのか分かりません。 明細を3つに分けて、それぞれの月額を出すところからです。


固定電話で、よく出てくるもの

使っていない回線

使わなくなったFAX回線(介護施設や宿ではFAXが現役のことが多いので、使っているものは残してください)、以前の事務所の番号、担当者が辞めて誰も使っていない直通番号。回線の基本料は、使わなくても毎月かかります。 1回線あたり月2,000円前後でも、5本残っていれば年間で10万円を超えます(一例です。料金体系により異なります)。

通話料の体系が古い

固定電話同士は安くても、携帯にかけると高い体系のまま、という契約があります。いまは携帯にかけることのほうが多いので、通話料の内訳を見て、携帯宛てが多いなら体系を変える余地があります。

主装置(ビジネスフォン)のリース

電話機とその主装置をリースで入れていて、リース満了後も同じ月額を払い続けていることがあります。これは「リース料とレンタル契約の棚卸し」で詳しく書きます。通話料ではなく「出ている人の時間」の話は「電話対応の時間をコストとして計算する」に分けました。


インターネット回線で、よく出てくるもの

契約が古い

回線の料金は、新しいプランほど安くなっている傾向があります。5年以上同じ契約なら、同じ事業者の新しいプランに変えるだけで下がることがあります。 事業者を変えなくてもできる見直しです。

使っていないオプション

セキュリティソフト、リモートサポート、固定IPなど。契約時に「とりあえず」で付けて、使っていないもの。明細の「オプション」の行を一つずつ確認してください。

回線が2本ある

事務所の移転や増設で、古い回線を解約し忘れて2本になっていることがあります。使っていない回線は、ルーターのランプが消えているので分かります。


携帯・スマホで、よく出てくるもの

台数と、誰が使っているか

退職者の端末が解約されずに残っているのが一番多いです。台数と使用者の一覧を作って、明細と照らしてください。

端末代の分割が終わっているか

端末代の分割払いが終わっても、月額はそのまま。「端末代」の行がゼロになっているか、確認する価値があります。

データ容量が合っているか

使っていないのに大容量プラン、逆に毎月足りなくて追加購入。どちらも無駄です。 直近3か月の使用量を見て、合うプランに寄せます。


私にできること

正直に書きます。通信費について、私に直接の提携先はありません。 なので「この会社に変えれば安くなります」とは言えません。

できるのは、明細を3つに分けて、使っていないもの・古い契約・重複を一緒に探すところまでです。それだけで下がることが多い費用なので、事業者を変える前にそこをやる価値があります。

見て、余地がなければ「今のままでいいですよ」とお伝えします。


よくいただくご質問

Q. 通信費は、どのくらい下がるものですか

会社によります。使っていない回線・端末・オプションが見つかれば、その分がそのまま下がります。見つからなければ下がりません。

Q. 事業者を変えたほうがいいですか

先に、いまの事業者のまま棚卸しをしてください。それでも割高なら、そのとき比較すれば十分です。

Q. 電話番号は変わりますか

同じ事業者内のプラン変更なら変わりません。事業者を変える場合も、番号を引き継げる仕組み(番号ポータビリティ)が一般的に使えますが、条件は確認が必要です。

Q. 電気の相談と一緒にできますか

できます。経費全体を「どこから見直すか」の順番で整理するところをお手伝いしています。


なお、私が扱っているプランには、市場価格に連動するタイプもあります。市場が落ち着いているときはよく効きますが、高騰したときは単価が上がります。値動きを読めないことそのものが負担になる会社には向きません。固定型を選ぶこともできますので、向き不向きは「市場連動プランのメリットとリスク」でお話ししています。


このあとの流れ

電気については、こちらでお手伝いできます。

① 検針票を1枚、メールかLINEでお送りください(撮影1枚でOK。2分ほどで終わります)
② 通常2〜3日ほどで試算をお返しします。この時点でこちらからお電話することはありません
③ 見て検討したい場合だけ、ご連絡ください。お断りのご連絡も不要です

いただいた検針票を電力会社にお渡しするのは、お客様の同意をいただいてからです。試算は無料で、試算後のご契約は任意です(試算だけで費用が発生することはありません)。

経費全体の話は経費削減の窓口にまとめてあります。

お問い合わせはこちら LINEで相談する


業種別のご案内
温泉・ホテルの電気代/印刷工場の電気代/介護施設の電気代


書いた人:株式会社fortuna(でんきの窓口)代表 池内裕亮/札幌/北海道の高圧法人を中心に、電力会社23社を扱い(高圧で比較できるのは7社)、電気代の見直しを担当。→ 会社概要

株式会社fortuna(でんきの窓口)は、小売電気事業者23社の販売代理・媒介を行っています。ご提案の際は、契約先となる小売電気事業者名・料金プラン・契約期間・解約時の条件を書面でご説明します。

※記載の内容は2026年度時点の一般的な説明です。契約内容・事業者により結果は異なります。削減をお約束するものではありません。