この記事でわかること
- 経費の見直しが、項目ごとにバラバラになりがちな理由
- 窓口を一つにすると変わること
- 逆に、まとめないほうがいいケース
電気は電気屋さん、LEDは設備屋さん、広告は広告代理店、採用は人材会社。経費の見直しは、項目ごとに相手が違います。
それぞれと話すのは時間がかかる。だから社長は「電気だけ」「まず一つだけ」になりがちです。私はそれでいいと思っています。ただ、同じ相手に続けて相談できると、話が速くなるのも事実です。
項目ごとに分けると、何が起きるか
順番が決められない
たとえば、電気で年間50万円下がる話と、採用の紹介手数料で年間200万円動く話(いずれも仮の例です。規模と離職率で大きく変わります)。並べて見ないと、どちらを先にやるか判断できません。 それぞれの業者は自分の項目しか見ないので、順番は社長が自分で決めるしかない。
同じ説明を何度もする
契約電力、施設の規模、稼働時間、人員。相手が変わるたびに、最初から説明する。高圧の施設は、この説明だけで毎回それなりの時間を取られます。
効果が打ち消し合う
先にLEDを「削減額の半分を月額で払う」形で入れて、その削減額を切り替え前の高い単価で計算してしまった。あとで電力会社を変えて単価が下がっても、月額はそのまま。切り替えを先にやっていれば、月額はもっと小さかった。 順番を知っている相手がいれば防げることです。
窓口を一つにすると、変わること
① 金額の大きい順に並べられる
私が最初にやるのは、「会社の経費、どこから見直すか」で書いた順番で、いまの経費を金額順に並べることです。電気が一番大きいとは限りません。介護施設なら人材紹介手数料、宿泊施設なら人件費・燃料費・OTA手数料のほうが大きいことがあります。
② 「これはやらなくていい」が言える
全部に売るものがある業者は、全部を勧めます。私は電気が本業で、ほかは提携先につなぐ立場なので、「そこは今のままでいいですよ」と言いやすい。見て、余地がなければそう言います。提携先をご紹介する場合の私の立場(紹介料の有無)は、その都度先にお伝えします。
③ 提携先がなければ「ない」と言う
私のところには、電気(23社を扱い、高圧で比較できるのは7社)・節電カード(「契約先を変えずに使用量を減らす」)・LED/キュービクル(「初期費用をかけずに設備を入れる3つの方法」)・広告・採用・海外人材などの提携先があります。逆に、重油・水道・古紙・太陽光PPAには直接の提携先がありません。
ないものは「ありません」と言います。 その代わり、課題を伺って対応できる先があるかをお調べします。
まとめないほうがいい会社もあります
正直に書きます。
- 各項目に、すでに信頼している相手がいる会社。 その関係を壊してまで、まとめる意味はありません
- 社内に管理部門があって、項目ごとに担当がいる会社。 窓口を一つにするメリットが薄い
- 経費より売上を伸ばすことに集中すべき時期の会社。 見直しに時間を使うより、営業に使ったほうがいい
「一社でまとめる」は、社長や事務長が一人で複数の経費を見ている会社で一番効きます。30部屋以内の宿、家族経営の印刷工場、事務長が総務・経理を兼ねている介護施設。私が北海道のこの3業種を中心にしているのは、そういう理由です。稟議が要る法人には、比較表を添付できる形でお渡しします。
入り口は、電気からで構いません
まとめて相談すると言っても、最初から全部は要りません。
検針票1枚から始めて、電気の試算を見ていただく。 そこで信用していただけたら、次の項目に進む。順番はそれで十分です。
よくいただくご質問
Q. 相談は有料ですか
電気の試算は無料です。提携先のサービスを使う場合は、その提携先の料金がかかります。事前にお伝えします。
Q. 全部まとめて頼まないといけませんか
いいえ。電気だけでも、一項目だけでも構いません。
Q. どの項目が一番効きますか
会社によります。金額順に並べてから判断するので、最初にいまの経費を伺います。
Q. 提携先から営業の電話がかかってきますか
私が間に入ります。お客様の同意なく、提携先に連絡先をお渡しすることはありません。
なお、私が扱っているプランには、市場価格に連動するタイプもあります。市場が落ち着いているときはよく効きますが、高騰したときは単価が上がります。値動きを読めないことそのものが負担になる会社には向きません。固定型を選ぶこともできますので、向き不向きは「市場連動プランのメリットとリスク」でお話ししています。
このあとの流れ
① 検針票を1枚、メールかLINEでお送りください(撮影1枚でOK。2分ほどで終わります)
② 通常2〜3日ほどで試算をお返しします。この時点でこちらからお電話することはありません
③ 見て検討したい場合だけ、ご連絡ください。お断りのご連絡も不要です
いただいた検針票を電力会社にお渡しするのは、お客様の同意をいただいてからです。試算は無料で、試算後のご契約は任意です(試算だけで費用が発生することはありません)。
経費全体の話は経費削減の窓口にまとめてあります。
業種別のご案内
温泉・ホテルの電気代/印刷工場の電気代/介護施設の電気代
書いた人:株式会社fortuna(でんきの窓口)代表 池内裕亮/札幌/北海道の高圧法人を中心に、電力会社23社を扱い(高圧で比較できるのは7社)、電気代の見直しを担当。→ 会社概要
株式会社fortuna(でんきの窓口)は、小売電気事業者23社の販売代理・媒介を行っています。ご提案の際は、契約先となる小売電気事業者名・料金プラン・契約期間・解約時の条件を書面でご説明します。
※記載の内容は2026年度時点の一般的な説明です。設備・使用状況・契約内容により結果は異なります。削減をお約束するものではありません。