この記事でわかること
- エネコンカードについて、実際に聞かれる質問と答え
- 「分かっていること」と「分からないこと」の線引き
- 高圧の施設で検討するときの見方
エネコンカードのページを公開してから、問い合わせと検索が増えました。同時に、同じ質問を何度も受けるようになったので、ここにまとめます。
先に立場を書いておきます。私は販売代理の立場です。 効果の仕組みについて独自に検証したわけではなく、販売元の資料と公表事例をもとにご案内しています。「分からないことは分からない」と書きます。
そもそも何か
ブレーカーに貼る、名刺より小さいカードです。工事も電源も要りません。主幹ブレーカーに、100Aごとに1枚を貼ります。対象は220V以下のブレーカーです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 縦36mm × 横54mm、厚さ1.5mm |
| 設置 | 主幹ブレーカーに貼る。100Aごとに1枚 |
| 有効期間 | 3年(過ぎると効果が徐々に薄れるとされています) |
| 保険 | 販売元が賠償責任保険に加入済み |
| 特許 | 商標登録済み・特許出願中 |
効果の根拠は何か
販売元が公表していること
販売元が第三者機関に依頼した比較実証(同条件の空調設備・2週間の測定。機関名は販売元資料に記載)で、約23%の省エネ効果という結果が公表されています(一例です。私が確認したのは資料までで、条件の再現性は検証していません)。
販売元が公表している導入事例もあります。飲食・コンビニ・フィットネス・宿泊で、削減率は5.98%〜15.35%。いずれも北海道以外(本州・九州・沖縄)の施設で、カードを購入する形で導入されています。
分からないこと
御社の施設でどれだけ効くかは、貼ってみないと分かりません。 公表事例に幅があるのは、設備・稼働状況・環境で結果が変わるからです。上の数字は一例であり、削減をお約束するものではありません。
効果が生じる仕組みについては、販売元が説明資料を公開しています。私のほうで独自に検証したものではないので、仕組みの詳細は販売元の見解としてお伝えしています。
費用はいくらか
カードを買う場合
枚数分の購入費用がかかります。高圧の施設はブレーカーの数が多く、枚数がまとまるので、初期費用も相応になります。
初期費用0円で始める場合(エネごはん)
高圧をお使いの場合は、こちらでのご案内が基本です。
カードの購入費用はかかりません。その代わり、想定削減額の50%を、毎月の料金として販売元にお支払いいただきます。 残りの50%が御社に残る計算です。
| 例 | 金額 |
|---|---|
| 導入前の電気代 | 80万円 |
| 導入後の電気代 | 74万円 |
| 削減額 | 6万円 |
| 月額料金(50%) | 3万円 |
| 御社に残る分(50%) | 3万円 |
(月3万kWh程度の施設を想定した、あくまで一例です。削減額は施設によって異なります)
注意点が一つあります。 月額は、毎月の実際の削減額から計算するのではありません。設置日の前後1週間の実測から「1か月あたりの想定削減量」を出し、季節指数で補正した金額の50%が、毎月の固定額になります。実際の削減が想定より大きい月は御社の取り分が増え、小さい月は減ります。
高圧の施設で、どう見るか
電気代全体に対する効果は、切り替えより小さいことが多いです。だから私は、順番をこう組んでいます。
1. 電力会社の比較(高圧で比較できる7社を比べて、下がるなら切り替え。下がらないなら今のまま。仕組みは「高圧電力とは」)
2. 止められるものを止める(「契約先を変えずに使用量を減らす」)
3. そのうえで、エネコンカードを試すか判断する
1が終わってから3をやれば、効果は重なります。1を飛ばして3だけやると、単価が高いままなので、順番はこれです。
よくいただくご質問
Q. エネコンカードは、本当に効果がありますか
第三者機関の比較実証と、販売元が公表している導入事例(削減率5.98%〜15.35%)があります。ただし御社の施設での効果は貼ってみないと分からず、お約束はできません。仕組みの説明は販売元の見解です。
Q. エネコンカードの費用はいくらですか
カード購入の場合は枚数分の費用がかかります。高圧をお使いの場合は、初期費用0円で削減額の50%を毎月お支払いいただく「エネごはん」でのご案内が基本です。
Q. 有効期間の3年が過ぎたらどうなりますか
効果が徐々に薄れるとされています。継続する場合は貼り替えが必要です。永久に効くものではありません。
Q. 高圧受電の施設でも設置できますか
できます。設置するのは受電側ではなく、変圧後の低圧側(キュービクル内の低圧配電盤や各分電盤)の主幹ブレーカー(220V以下)です。設置箇所と枚数は、現地で販売元の基準に沿って確認します。ブレーカーの数が多い施設ほど枚数が要ります。
Q. エネごはんの支払いは、こども食堂への寄付になりますか
お支払いいただく50%のうち、こども食堂への寄付に回るのは10%です。残りはプロジェクト運営費(20%)と、新規参加企業への提供費・広報広告費(70%)という内訳が販売元の資料に明示されています。「全額が寄付」ではありません。
Q. 効果がなかったら、返品や解約はできますか
月額は設置前後1週間の実測で決まる固定額なので、その後の削減が想定を下回っても自動で下がる仕組みではありません。効果がなかった場合の返金・途中解約・違約金の有無は販売元の規定によります。契約期間と中途解約の条件は、ご契約前に書面でご確認いただけるよう、私から先にその項目をお渡しします。
なお、私が扱っているプランには、市場価格に連動するタイプもあります。市場が落ち着いているときはよく効きますが、高騰したときは単価が上がります。値動きを読めないことそのものが負担になる会社には向きません。固定型を選ぶこともできますので、向き不向きは「市場連動プランのメリットとリスク」でお話ししています。
このあとの流れ
① 検針票を1枚、メールかLINEでお送りください(撮影1枚でOK。2分ほどで終わります)
② 通常2〜3日ほどで試算をお返しします。この時点でこちらからお電話することはありません
③ 見て検討したい場合だけ、ご連絡ください。お断りのご連絡も不要です
いただいた検針票を電力会社にお渡しするのは、お客様の同意をいただいてからです。試算は無料で、試算後のご契約は任意です(試算だけで費用が発生することはありません)。
エネコンカードの詳細は専用ページにまとめてあります。
業種別のご案内
温泉・ホテルの電気代/印刷工場の電気代/介護施設の電気代
書いた人:株式会社fortuna(でんきの窓口)代表 池内裕亮/札幌/北海道の高圧法人を中心に、電力会社23社を扱い(高圧で比較できるのは7社)、電気代の見直しを担当。→ 会社概要
株式会社fortuna(でんきの窓口)は、小売電気事業者23社の販売代理・媒介を行っています。ご提案の際は、契約先となる小売電気事業者名・料金プラン・契約期間・解約時の条件を書面でご説明します。
※記載の実証データ・導入事例は、販売元および第三者機関が公表しているものです。いずれも一例であり、設備・使用状況・環境により結果は異なります。削減をお約束するものではありません。